ゴールドFXとは？ ゴールドFXの基礎知識！

ゴールドFXを始めるには、まずある程度の基礎を知っておきましょう。

ゴールド＝金ですね。
「金」と言えば、安定資産として「有事の金」とも呼ばれます。

ゴールドは、「安定資産」のイメージがありますが、実は日々大きな動きがあります。
その値動きを利用して、「デイトレードで大きく稼げる銘柄」として人気があります。

ゴールドFXとは？

FXといえば、通貨を交換するイメージですが、ゴールドFXはゴールドと通貨を交換するイメージです。

ゴールドFXとは、ゴールドの売買により発生した差金により利益を得る「差金決済取引」です。

ゴールドFXの特徴

ゴールドFXは、どのような特徴があるのか知っておこう。

 

ゴールドFXは値動きが大きい

最大の特徴は、「値動きが大きい」銘柄です。
つまりボラティリティが高いのです。

【1日の平均値幅】
・ドル円：約70pips（0.7円）
・ゴールド：約200pips（2.0円）

ドル円と比較すると、なんと倍以上の動きがあるのです。
ゴールドは、1日で約500pips変動することも多々あります。

ゴールドFXはトレンドが発生しやすい

ゴールドは、一度発生したトレンドが継続しやすい特徴があります。
上昇トレンド、下降トレンド。この継続はトレーダーにとって好ましいチャートになります。

また、世界的な災害や戦争、世界景気悪化など、売買材料が見つけやすいです。
それによってもトレンドが発生しやすいです。

政情不安・戦争などで値上がりしやすい

「有事の金」と言われる由縁です。
政情不安・テロ・戦争などが原因で値上がりしやすくなります。
また大きな災害も同じことが言えます。

実際に、2022年3月のロシアのウクライナ侵攻の時にはゴールドが大量に買われて価格が高騰しました。

ゴールドは、このような事態には強いことを覚えておきましょう。

米ドル相場と逆相関になりやすい

ゴールドは世界情勢に影響を受けやすいです。
特に米国（ドル）の影響が大きいです。

世界情勢が悪化した時は、ドルを売って安全資産であるゴールドを買う。
また景気の良い時はその逆の行動もあります。
このような傾向です。

つまり、米ドルとゴールドの値動きは逆になりやすい特徴があります。

ただ、最近では同じ動きをする場面もあるので一概にはいえません。

ゴールドFXの取引可能時間

ゴールドFXは、通常のFXとほぼ同じ時間帯で取引が可能です。

土日は休場していますが、平日のほぼ24時間取引可能です。

ほぼ24時間取引可能ですが、日本時間の朝方などは取引数量も少なく閑散としています。

ゴールドFXのメリット

ゴールドFXを取引するうえで主なメリットを紹介していきます。

 

短期間で大きな利益を狙いやすい

ゴールドFXは、ボラティリティが大きいため、通常のFXより大きな利益を狙いやすくなります。

例えば、1日の値動きでドル円が70pips変動、ゴールドは200pips変動を仮定すると、
ドル円で1ロットの場合、約70,000円の利益です。
ゴールドで1ロットの場合、約300,000円の利益です。

このように短期間で大きな利益を得るには、ゴールドFXが効率だと言えます。

逆にリスクもあるのでロット調整やリスク管理は重要です。

継続したトレンドを狙いやすい

ゴールドは、トレンドが継続しやすい特徴があります。
その特徴を生かしてゴールドFXを行えば、大きな利益が狙いやすくなります。

安定したトレンドは、トレーダーにとって安心材料です。
上手くトレンドに乗れれば、買いでも売りでも利益出せる可能性は高いです。

売りでも取引が可能

ゴールドFXは、ゴールド（金）の実物を保有する必要がありません。
そのため、売りからでも取引可能です。

市場が下落傾向なら売りからの取引も出来るのです。
FXと同じですね。

ゴールドの価値が上がろうが下がろうが、利益を出せる可能性があるのがゴールドFXのメリットです。

売買材料の情報が見つけやすい

ゴールドは世界共通の価値があり、取引に参考となる情報が多く得られます。

世界情勢が悪化した時はゴールドを買う値動きが多く見られます。
初心者でも判断しやすくもおすすめです。

ほぼ平日24時間取引可能

ゴールドFXは、平日の24時間いつでも市場が開いています。

株式市場と異なり、24時間取引できるため、
サラリーマンの方など、自分の生活スタイルに合わせて取引出来ます。

ゴールドFXのデメリット

ゴールドFXを取引するうえで、デメリットも理解しておこう。

 

早朝はスプレッドが広い

日本時間の早朝はスプレッドが広がりやすいです。
早朝の取引は、売買数量が少ないのでスプレッドが拡大しやすくなります。

これはゴールドFXだけでなく通貨ペアも同様です。
なるべく早朝の取引は避けましょう。

レバレッジを上げすぎるとロスカットリスクが高まる

値動きが激しいため、レバレッジを上げすぎるとロスカットリスクが高まります。

これは、ゴールドが他の通貨ペアよりボラティリティが大きいためです。
取引ロット数を調整しながらリスク管理するようにしましょう。

日を跨ぐ取引はスワップポイントが発生する

ゴールドFXにもスワップポイントは発生します。
ゴールド買い場合、日を跨ぐ（日本時間で6時ぐらい）取引はスワップポイントを支払う必要があります。

逆に売りの場合はスワップポイントを受け取れます。
ゴールド買いを長期的に保有する場合は、スワップポイントの支払いが多くなることを理解しておきましょう。

まとめ

ゴールドFXは、短期的に利益を出すのに向いてます。

ゴールドFXのメリットを活かしたトレードがお勧めです。

私は、この「損小利大のゴールドFXトレード方法！」で日々トレードしております。